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ムルスム
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済州島の東に位置する小さな島・牛島に住む海女の生活に迫ったドキュメンタリー映画「ムルスム」。
「ムルスム」には死を意味する言葉が含まれています。海女になって初めて教えられることは、アワビの採り方でもなく、泳ぎ方でもなく、
「水中での呼吸に気をつけろ、海では欲張るな」
ということ。
映画の中では、海女が実際にどんなことをするのかに始まり、海女の階級、階級に応じた活動エリア、彼女たちの間にある暗黙のルールが細かに映し出される。
誰よりも強い母性と生命力を持った済州の海女たち。監督のコ・ヒヨンはユネスコ無形文化遺産に登録される前からその存在に注目していました。
済州生まれの彼女は2008年から7年間、済州島の小さな島、牛島(ウド)にとどまりながら済州の海女の暮らしと人生を観察し、映像に収めていきました。
さらに1年以上の編集作業を経て、ドキュメンタリー映画「ムルスム、水の息」を発表したのです。


「ムルスム」は映画だけではなく世界的に活躍されているスペインの画家「エバ・アルミセン」氏の絵により絵本として出版され、韓国で出版僅か2年で17刷となる大ヒットを記録しました。現在では韓国語版以外でも英語、スペイン語、そして日本語でも出版されています。
また、韓国の著名な写真家である「キム・ヒョンソン」氏による海女さん達の写真も見どころの一つとなっています。
(キム・ヒョンソン氏のHP:https://www.hyungskim.com/ )
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